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 「みどりのウォーキングコース」

 例年であれば新年会等の会合を通じて、地元町会の皆さまをはじめ各種団体の方々に「今年もよろしくお願い致します」とご挨拶をさせて頂き、あらためて様々なご要望などをお伺いするタイミングでありました。ところが昨年来の「コロナ禍」で、それも叶わぬ事態です。今年の干支は「丑」であります。「牛の歩み」と申しますが、「先を急がず、目の前のことを着実に進める」という指針として受けとめたいと思います。感染症の先行きが見通せない状況の中でも「新しい生活様式」が定着してくるなど、これまでの社会構造のあり方を見直す機会になっています。区政においても、身近なところから確実に進展をさせることが重要になってくるのでしょう。
 「文京区みどりの基本計画」が改定され、「緑化重点地区」が文京区全域に広げられることになりました。「文京区全域をみどりでいっぱいにする!」という意気込みはいいでしょう。にもかかわらず、令和になってからの実績において、「生垣造成補助」「屋上緑化補助」といった文京区の助成事業は、ともに0件という体たらくです。「申請がありませんでした」では、すまされないだろうと厳しく追及しました。文京区の本気度をアピールすれば、その心意気に応じる区民の方は必ずいらっしゃいますし、そうした情報をお持ちの業界の皆さまからの協力も必要でしょう。
 また「文京ウォーキングガイドブック」が改訂されました。コロナ禍において運動の機会が減少する中で、三密を避けながら安全に健康づくりを進められるウォーキングが注目されています。文京区のコースマップが提示されているのですが、「学問の道」「文人の道」「文学の道」と、名所・旧跡を巡るコースになっています。アカデミー推進部に所属するスポーツ振興課が作成するとこうなるのでしょう。しかしながら、「街歩き」ではなく「ウォーキング」が目的のコースです。気持ちよく歩き続けることが重要で、立ちどまって史跡を確認する必要はないわけです。そこでアカデミー推進部に、土木部と協議して「みどりのウォーキングコース」を作成することを求めました。播磨坂の緑道(東京都が「みどりの新戦略」の中で優良空間の例として掲げています)や、後楽緑道(文京区景観創造賞を受賞しています)はもちろんのこと、「接道緑化」(施設や事業所の敷地で、道路に接している部分の緑化)の進んでいる箇所を結んで、オリジナルのコースを作成するのです。「文京区全域を緑化する」という目標を掲げているのですから、特に接道緑化の推進は今後も優先される課題となるでしょう。小さくても改善を進めることが、文京区全体をブラッシュアップすることにつながると確信しています。丑年の今年だからこそ、たゆまぬ歩みを進めていきたいと思います。